josepheneの日記

適当に思ったことを書いてます。

ルッキズムとかフェミニズムとかの話

最近Twitterを見ているとフェミニズムやらアンチフェミニズムやら、そういう男女間で対立する類の思想が以前よりも目につくようになってきたと感じる。

 

自分がフェミニズムの存在を知ったのは2年くらい前で、某教授の著書からだった。

当時は性別間の格差を無くそう、という運動として振る舞われていた(と感じた)ので国内でも壇上平等参画社会基本法とか雇用機会均等法とか女子差別撤廃条約とかいろいろそういうのあったし昔よりは改善されている、その中の動きなんだろうなー、くらいに考えていた。

しかし、内容を整理していくと実際問題の曲解に感じられる部分があり(賃金とかの話)、そこで統計データを使って論述しているアカウントからアンチフェミニズムを知った。そういうデータに対するフェミニストからの理論的な反論は見た試しがない。

 

てかレディースデイとかゲーセンの男子禁制エリアとか女性専用車両とかで普通に損してるよな、って感じたことはあるからそういうものについても、つまり男性側の不利益についても解消していこうという運動だと考えていたのが間違いだったことに気付いた。男女平等を謳っていたから騙された気分。

 

ルッキズムについても女性解放運動として、例えばブランド広告のモデルについてプラスサイズモデルと称して肥満体型の、容貌の劣る人を選出した例や洋服屋のマネキンについても同様の体型のものも設置することなど、社会にも取り込まれている。

一方で男性に対してはチー牛等の非難は未だ絶えない。香水のブランドがYoutuberをモデルに起用したら、他ブランドの芸能人モデルと用紙で比較して貶されていた。企業といわゆる萌え絵とのコラボレーションに対する抗議は何年も続いている。内容はそのようなコンテンツを楽しむ人たちの容姿や体臭で街が汚れる、のようなものだった。

 

大学入試についても、女性専用の枠が設けられ始めている。女子大も未だ健在なのに。運営のための補助金も女性が増えないともらえないらしい。そういう仕組みはむしろ女性差別の助長につなげることが可能なのに(それをわかっていてわざとやっているような気さえしてくる)。

 

弱者男性の婚姻や生殖の自由を求めた立て看板が有名大学に建てられた。女性差別につながるとして自治会によって規制された。言い分では、どうやら周知させて良い言論と悪い言論があるらしい。女性も含めた弱者の自由を求めればOKらしい。

 

こういう差別的な現状からか、最近アンチフェミニズム的な言論がネット上で受け入れられてきた(と感じる)。そういう主張のnote記事がよくトレンド入りしているし。

ただ、そのまま女性への差別的な言動もカジュアルに飛び交うようになってきたなーと感じる。そういう雰囲気が出来上がってしまうと、むしろ解放運動として激化してしまうだろうに。

 

性差として劣っていると思うのならば、それをさらに論って笑うなんて下品なことをせずにそれを補えるペアを組めればいいのに。

 

ルッキズムはインターネットや整形技術の発達で加速していると思う。自身の属性に対して単に反対の運動をしても結局相手の属性については(もはや本能レベルで)抗えないのだから解決されない。

 

書いている言葉が全て自分に跳ね返ってきて辛くなってきたのでここまで。