josepheneの日記

適当に思ったことを書いてます。

エロ漫画を読んでショックを受けた話

とりあえず何から記事を書こうか、ということで話したい(けど話しづらい)ことを。

ショックを受けたのはこれまでの人生で自分の考え方が全て間違っていたような気が気がしたからです。

うまく言語化できていないので怪文書状態です。

 

5月くらいに読んだシャモナベ先生の「潮風に吹かれたので」を読みました。

性的な内容は姪と行為に及ぶもので、(ジャンルとして)よくあると思います。

仕事で体を壊した主人公(成人)が幼少期を過ごした島で民宿を営む姉の元に居候し、姪(中学生くらい??)と再会して...みたいなストーリーなのはいいとして

なんか一般に大人ってやはり外での仕事なり家事なりなにかしらの規模の社会を回す役割を背負う(義務がある)立場にあるじゃないですか、

この話は中盤~終盤の、大人としての体裁を保てない主人公、背伸びしたがる(ひょっとすると既に大人になっている)姪と行為と最中のコミュニケーションを通じて時間的な空白で生まれた心理的な溝が埋まる、という点が結構感動寄りだなーと思いました。そういう作品好きです。

絵もかわいらしいし、素晴らしい作品だと思います。一読の価値あると思うので読んでください。

https://book.dmm.co.jp/detail/b915awnmg01127/?i3_ref=list&i3_ord=7&dmmref=a_List_commonList

 

で、本題。

行為の最中に、「いれた事あるか?」「一回だけ。全然良くなかった。」「そういうもんだよ」というやりとりがもう2ヶ月くらい頭から離れない、という話。(これ自体は大人の世界に足を踏み入れ始めた姪と大人として生きている(きた)主人公のやりとりとして自然なものだと思う)

そもそも自分はこれまで、少なくともリアルでは婚約もしていない(する気もない)のに操を守らないことは結婚相手のことを軽んじているような気がして苛立っていたのに、この話を読み進めているときは「どんな相手と、いつ、どういう状況で。」「行為の前後、相手に対してどのようなことを考えていたのだろうか」などのことが真っ先に浮かんだ。

この無意識の差別に気づいたときがかなりショックだった。というのも、ここ一年はできるだけ自分の感情変化を察した際はなるべく言語化して自分はこういう人間だ、ということを理解しようと試みていたため。

すぐさまその差を生んだ要因を考えた。

二次元か三次元か、外見はどうか、年齢的に幼いかどうか(絶対的)、それは主人公と比べて相対的にどうか、関係性はどうか(社会的なものも接触的なものも)、知った際の状況はどうか、など...

現時点での結論としては、苛立つ原因としては相手へのリスペクトを欠いていることなのであって、それの回避は貞節さであって、処女でなくても成り立つものである、ということ。

ただこれだけだと浮気性(少し言葉選びが間違っているかもしれない、よりよい相手にすぐ乗り換え元の相手との縁を解消するイメージ)に対する苛立ちがまだ回避できていないので、もっと考えないといけない...

この漫画では「一人だけ」ではなく「一回だけ」、でよかったなーと思った。(つまり漫画内で受けた直接のショックについては整理がついた)

それでも、今まで言語化して自分のことをわかった気になっていたけれど、それが割と雑で間違った理解の仕方をし、(感情より理性で処理している時とかに)本心とは異なる受け止め方をしてきたのかもしれない、という恐怖は多分ずっとこれからも残っていくと思う。

 

なんかシメっぽいことを書けたのでこの話は一旦これまで。